『ファンタスティック・ビースト』と『ハリー・ポッター』は、同じ魔法界を舞台にしたつながりのあるシリーズです。
時代こそ違うものの、ダンブルドアやグリンデルバルド、ナギニなど両シリーズに関わる人物も登場し、ハリーたちの物語へと繋がっていきます。
この記事では、ファンタビとハリーポッターが具体的にどこでつながっているのかを、共通人物・設定・アイテム・家系を中心にわかりやすく解説します。
ファンタビとハリーポッターの関係を簡潔に
| 知りたいこと | 結論 |
|---|---|
| ファンタビとハリポタは関係ある? | 同じ魔法界を舞台にしたシリーズ |
| どちらが昔の話? | ファンタビが先 |
| どのくらい前? | 1作目は『賢者の石』の約70年前 |
| 共通する人物は? | ダンブルドア、グリンデルバルド、ナギニなど |
| ニュートはハリポタと関係ある? | ニュートはハリーたちが使う教科書の著者 |
| どちらから見る? | おすすめの見る順番は別記事で詳しく解説 |
ファンタスティックビーストとハリーポッターは同じ魔法界の物語
『ファンタスティック・ビースト』は、『ハリー・ポッター』と同じ魔法界を舞台に、より昔の時代を描いたシリーズです。
1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の舞台は1926年。
『ハリー・ポッターと賢者の石』でハリーがホグワーツへ入学する時代より、約70年前にあたります。

ただし、ハリー本人の過去を描いた物語ではないです。
ファンタビでは魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを中心に、若い時代のダンブルドアや、闇の魔法使いグリンデルバルドをめぐる出来事が描かれます。
その時代に登場した人物やアイテム、出来事の一部が、のちの『ハリー・ポッター』シリーズへとつながっていくため、ハリポタファンには必見です。
なお、ファンタビとハリーポッターをどの順番で見るべきか、時系列ではどちらが先なのかは、以下の記事で詳しく整理しています。
▶ ファンタスティック・ビーストとハリー・ポッターを見る順番を確認する
ファンタビとハリーポッターをつなぐ人物・設定


『ファンタスティック・ビースト』と『ハリー・ポッター』のつながりは、時代設定だけではありません。
ニュートの著書や、両シリーズに登場する人物を追っていくと、ファンタビで描かれた時代が、そのままハリーポッターの魔法界につながっていることがわかります。
ニュートの著書はハリーたちが使うホグワーツの教科書
ファンタビの主人公ニュート・スキャマンダーは、魔法動物学者であり、『幻の動物とその生息地』の著者です。
この本は後のホグワーツでも教科書として使われており、『ハリー・ポッター』の時代ではハリーたちが学ぶ魔法動物の教科書になっています。
つまりニュート本人がハリーたちと同じ時代に活躍するわけではありませんが、ニュートが残した仕事は約70年後のホグワーツにも受け継がれています。
ファンタビとハリーポッターのつながりを示す、もっともわかりやすい設定のひとつです。
ダンブルドアはファンタビでは若い教授として登場


アルバス・ダンブルドアは、『ハリー・ポッター』ではホグワーツの校長として登場しますが、ファンタビではそれより若い時代のダンブルドアが描かれます。
ニュートがホグワーツに在学していたころから彼を知る教師でもあり、ファンタビではニュートに協力を求めながら、グリンデルバルドとの戦いに深く関わっていきます。
ハリーポッターではすでに伝説的な魔法使いとなっているダンブルドアの過去が、ファンタビでは物語の中心のひとつとして描かれているのが大きなつながりです。
※ここからは『ファンタスティック・ビースト』シリーズおよび『ハリー・ポッター』シリーズのネタバレを含みます。
クリーデンスはアバーフォース・ダンブルドアの息子
『ファンタスティック・ビースト』に登場するクリーデンス・ベアボーンも、ダンブルドア家を通じて『ハリー・ポッター』につながる人物です。
『黒い魔法使いの誕生』ではグリンデルバルドから「アウレリウス・ダンブルドア」だと告げられますが、『ダンブルドアの秘密』で、クリーデンスはアルバスの弟アバーフォース・ダンブルドアの息子であることが明らかになります。
アバーフォースは『ハリー・ポッター』にも登場する人物なので、クリーデンスもダンブルドア家を介した両シリーズの明確なつながりのひとつです。
グリンデルバルドはハリーポッターにも登場する
ファンタビで大きな存在となる闇の魔法使い、ゲラート・グリンデルバルドは『ハリー・ポッター』にも登場します。
ハリーポッターの時代ではすでに過去の人物ですが、ダンブルドアと深い関係を持っていた闇の魔法使いとして語られ、『死の秘宝』では物語にも関わる存在です。
ファンタビではグリンデルバルドが勢力を拡大していく時代そのものが描かれるため、ハリーポッターでは「ダンブルドアの過去」として知られていた出来事を、ファンタビではより具体的に見ることができます。
ナギニはファンタビでは人間の女性として登場する


『ハリー・ポッター』でヴォルデモートと行動をともにする大蛇ナギニも、ファンタビとハリポタをつなぐ人物のひとりです。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ナギニは人間の女性の姿で登場します。
ナギニは「マレディクタス」と呼ばれる、血の呪いによって動物へ変身する女性です。やがてその呪いによって人間の姿へ戻れなくなり、後の『ハリー・ポッター』で知られる蛇のナギニへとつながります。
ただし、ファンタビのナギニがどのような経緯でヴォルデモートと行動するようになったのかは、公開済みの映画では描かれていません。
ニコラス・フラメルは『賢者の石』で名前が登場しファンタビでは本人が登場
ニコラス・フラメルも、2シリーズのつながりがわかりやすい人物です。
『ハリー・ポッターと賢者の石』では、賢者の石を作った錬金術師として名前が登場します。
一方、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ニコラス・フラメル本人が登場します。
ハリーポッターでは伝説上の人物のように語られていた人物が、より昔を舞台にしたファンタビでは実際に活動している姿で描かれているため、作品間の時代差を実感しやすいつながりです。
マクゴナガルも映画版のファンタビに登場
ダンブルドアやグリンデルバルドほど物語の中心ではありませんが、ファンタビにはハリーポッターでおなじみの人物がほかにも登場します。
そのひとりが、ホグワーツの教授として知られるミネルバ・マクゴナガルです。
『ハリー・ポッター』では変身術の教授としてハリーたちを教え、のちにホグワーツ校長となる人物ですが、ファンタビではより若い時代のマクゴナガルが登場します。
ファンタビにはこのほかにも、名前や家系、場所などからハリーポッターを思い出させる要素が複数あり、新たな発見につながったり、考察がはかどったりと楽しめるポイントが多いです。
人物だけではない|両シリーズにつながる場所・アイテム
ファンタビとハリーポッターのつながりは、登場人物だけではありません。
ホグワーツをはじめ、ニワトコの杖やみぞの鏡など、ハリーポッターで重要だった場所・アイテムもファンタビに登場します。
| 共通する要素 | ファンタビ | ハリーポッター |
|---|---|---|
| ホグワーツ魔法魔術学校 | ニュートの母校。若いダンブルドアも登場 | ハリーたちが通う学校 |
| ニワトコの杖 | グリンデルバルドが所有 | 『死の秘宝』で重要な役割を持つ |
| みぞの鏡 | ダンブルドアの過去に関わる場面で登場 | 『賢者の石』でハリーが見る |
ホグワーツ魔法魔術学校
『ハリー・ポッター』シリーズの中心的な舞台であるホグワーツ魔法魔術学校は、ファンタビにも登場します。
ニュートはホグワーツで学んでおり、ダンブルドアも当時同校で教えていました。



ただし、ファンタビの主な舞台はホグワーツではありません。
ニューヨークやパリ、ベルリンなど世界各地へ物語が広がるため、同じ魔法界を描きながら、ハリーポッターとは異なる場所からその世界を見るシリーズになっています。
ニワトコの杖
「死の秘宝」のひとつであるニワトコの杖も、両シリーズをつなぐ重要なアイテムです。
ファンタビではグリンデルバルドが所有しており、その後の時代にはダンブルドアの手へ渡ります。
さらに『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、ニワトコの杖の所有権をめぐる流れが物語の重要な鍵になります。
そのためニワトコの杖は、グリンデルバルドの時代からダンブルドア、そしてハリーの時代までをつなぐアイテムのひとつです。
みぞの鏡
『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場したみぞの鏡も、ファンタビに再登場します。
みぞの鏡は、見る人の心の奥底にある最も強い望みを映し出す魔法の鏡です。
ハリーポッターではハリーの願いを映したアイテムでしたが、ファンタビではダンブルドアが鏡を見る場面が描かれ、彼とグリンデルバルドの過去を示すために使われています。
同じ魔法道具でも、時代や人物が変わることで別の意味を持って登場する点も、2シリーズを続けて見る面白さのひとつです。
家系や姓からわかるファンタビとハリーポッターのつながり


両シリーズのつながりは、同じ人物やアイテムが登場するだけではありません。
ファンタビの登場人物と、ハリーポッター世代の人物が家系や親族関係でもつながっています。
ルーナはニュートの孫ロルフ・スキャマンダーと結婚
『ハリー・ポッター』に登場するルーナ・ラブグッドは、その後、ニュート・スキャマンダーの孫であるロルフ・スキャマンダーと結婚します。
そのため、ルーナは結婚によってスキャマンダー家の一員となり、ニュートにとって義理の孫にあたる関係です。
ティナとクイニーはハリーポッターに登場するゴールドスタイン家と遠縁
ファンタビに登場する姉妹、ティナ・ゴールドスタインとクイニー・ゴールドスタインにも、ハリーポッター側との家系的なつながりがあります。
公式サイトでは、J.K.ローリングの説明として、ティナとクイニーは『ハリー・ポッター』に登場するアンソニー・ゴールドスタインと「遠い親戚」であることが紹介されていました。
ただし、具体的に「誰の子孫なのか」「何親等なのか」といった家系図までは明かされていません。
レストレンジなど同じ姓でも血縁が確定していない人物もいる
ファンタビには、ハリーポッターでも見覚えのある名字を持つ人物が登場します。
たとえば、ファンタビに登場するリタ・レストレンジと、ハリーポッターのベラトリックス・レストレンジ。
2人は同じ「レストレンジ」姓ですが、ベラトリックスはもともとブラック家の出身で、ロドルファス・レストレンジとの結婚によってレストレンジ姓になった人物です。
そのため、リタとベラトリックスが直接の血縁関係にあるとは確認されていません。
一方で、リタとベラトリックスの夫ロドルファスが、レストレンジ家の中でどのようにつながっているのかも、詳しい家系は未確定です。
また、ファンタビにはヴィンダ・ロジエールやトーキル・トラバースも登場します。
ヴィンダは、ハリーポッターの時代に登場するエヴァン・ロジエールなどと同じロジエール家の人物であることは確認されていますが、ヴィンダがエヴァンの祖先なのかなど、具体的な続柄までは不明です。
トーキル・トラバースについても、ハリーポッターには同じ「トラバース」姓の死喰い人が登場しますが、2人の詳しい血縁関係は明らかになっていません。



つまり、ファンタビでハリーポッターと同じ名字を見つけても、「同じ名字=その人物の祖先」とは限らないということです。
ファンタビとハリーポッターの違い
『ファンタスティック・ビースト』と『ハリー・ポッター』は同じ魔法界を描いていますが、主人公や時代、物語の中心となるテーマは異なります。
| ファンタスティック・ビースト | ハリー・ポッター | |
|---|---|---|
| 主人公 | ニュート・スキャマンダー | ハリー・ポッター |
| 主な時代 | 1920〜1930年代 | 1990年代中心 |
| 主な舞台 | ニューヨーク、パリ、ベルリンなど世界各地 | イギリス・ホグワーツ中心 |
| 物語の中心 | グリンデルバルドの台頭やダンブルドアとの対立など | ハリーとヴォルデモートの戦い |
『ハリー・ポッター』が、ホグワーツで友情を育みながら成長していくハリーを中心に描く物語なのに対し、ファンタビは大人の魔法使いであるニュートの旅から始まり、やがてグリンデルバルドをめぐる魔法界全体の争いへと広がっていきます。
そのため、同じ世界観ではありつつも作品の雰囲気などは全く異なるのが特徴です。
ファンタビとハリーポッターのつながりに関するよくある質問


ここでは、ファンタビとハリーポッターの関係について特に疑問になりやすい点を簡潔にまとめます。
ファンタスティック・ビーストはハリー・ポッターの前の話?
はい。1作目は1926年が舞台で、『賢者の石』より約70年前です。ただし、ハリー本人の過去を描く直接的な前日譚ではありません。
ニュートはハリー・ポッターに登場する?
ニュートがハリーと直接関わる主要人物として登場するわけではありません。
一方で、ニュートが書いた『幻の動物とその生息地』はホグワーツの教科書として使われているため、ハリーポッターの時代にも彼の功績は残っています。
ハリー・ポッターを見ていなくてもファンタビは見られる?
ファンタビから見始めても、物語そのものを追うことはできます。
ただし、ダンブルドアやグリンデルバルド、ホグワーツ、ニワトコの杖など、ハリーポッターを知っていると気づきやすいつながりも多くあります。
ファンタビとハリーポッターはどちらを先に見る?
物語の時系列ではファンタビ→ハリーポッターですが、初めて両シリーズを見るならハリーポッター→ファンタビの順がおすすめです。
詳しい理由や全作品の順番は、別記事でまとめています。
▶ ファンタスティック・ビーストとハリー・ポッターを見る順番を確認する
まとめ|ファンタビとハリーポッターは人物・設定・アイテムまでつながっている
『ファンタスティック・ビースト』と『ハリー・ポッター』は、同じ魔法界を舞台にしただけの別作品ではありません。
- ファンタビは『賢者の石』より約70年前の時代から始まる
- ダンブルドアやグリンデルバルド、ナギニなど両シリーズにつながる人物がいる
- ニュートの著書やニワトコの杖、みぞの鏡など、設定やアイテムもハリーポッターへ受け継がれている
こうしたつながりを知ってから見ると、ハリーポッターでは過去として語られていた人物や出来事を、ファンタビでは別の角度から楽しめます。
これから『ファンタスティック・ビースト』を見たい場合は、3作品を現在どこで視聴できるかを以下の記事で確認できます。









