『ファンタスティック・ビースト』4作目は、2026年10月時点で製作開始・公開日ともに正式発表されていません。
一方で、ワーナー・ブラザースからシリーズの「打ち切り」が正式発表された事実も確認できませんでした。
もともとは5作品で描く構想が発表されていましたが、映画は2022年公開の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』までの3作品で止まっています。
この記事では、ファンタビ4・続編の有無、なぜ「打ち切り」と言われているのか、4作目の公開時期について、公式に確認できる事実と関係者の発言、推測を分けてまとめます。
ファンタビ4の現在を先に確認
| 項目 | 2026年10月時点の状況 |
|---|---|
| ファンタビ4 | 製作の正式発表なし |
| 公開日 | 正式発表なし |
| 制作開始日 | 正式発表なし |
| シリーズ構想 | 当初は5作品の構想 |
| 公開済み | 3作品 |
| 打ち切り | ワーナー・ブラザースから正式な打ち切り発表は出ていない |
| 関係者の発言 | シリーズは「一時停止」「保留」の状態と説明されている |
つまり、『ファンタスティック・ビースト』4作目は現時点で製作が決まっていませんが、シリーズの正式な打ち切りが発表されたわけでもありません。
ファンタスティック・ビースト4はある?4作目は現在正式発表されていない
2026年10月時点で、『ファンタスティック・ビースト』4作目について、ワーナー・ブラザースから製作決定や公開日の正式発表は出ていません。
4作目の公開日・製作開始時期も未定
『ファンタスティック・ビースト4』は製作自体が正式発表されていないため、正式タイトル、製作・撮影開始日、公開日はいずれも発表されていません。
「打ち切り確定」とは言い切れない
4作目の発表が長期間ないことから、「ファンタビは打ち切りになった」と紹介されることがあります。
しかし、2026年10月時点で、ワーナー・ブラザースによる正式な打ち切り発表はありませんでした。
一方、シリーズが現在動いていないことは関係者の発言からも確認できます。
ダンブルドア役のジュード・ロウは2024年のインタビューで、『ファンタスティック・ビースト』について「確実に保留中(certainly on hold)」と説明し、今後の計画についても「何か予定されているとは聞いていない」と話しています。
つまり、「正式に打ち切られた」わけではないものの、「4作目の製作が進んでいる」状態でもありません。
なぜ5作品の構想がありながら3作品で止まっているのかについては、次から確認できる事実と推測を分けてまとめていきます。
ファンタビは5部作の予定だった?現在までに公開されたのは3作品

『ファンタスティック・ビースト』は、もともと5作品で物語を描く構想が発表されていたシリーズです。
しかし、2026年10月時点で公開されている映画は3作品のみです。
この「5作品の構想」と「3作品までしか公開されていない」という差が、4作目や続編を待つ人が多い大きな理由になっています。
J.K.ローリングは2016年に5作品の構想を明かしていた
J.K.ローリングは2016年10月、『ファンタスティック・ビースト』について、物語全体のプロットを組み立てた結果、5作品になる見込みだと明らかにしています。
その後、J.K.ローリング公式サイトでも、第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を「5作品からなるシリーズの第1作」と説明していました。
ただし、ここで注意したいのは、5作品すべての製作が正式決定していたという意味ではないことです。
確認できるのは、J.K.ローリングが物語を5作品で描く構想を示していたという事実まで。
「第4作・第5作まで製作契約が成立していた」とまでは確認できません。
公開されたのは『ダンブルドアの秘密』までの3作品
これまでに公開された『ファンタスティック・ビースト』映画は、次の3作品です。
| 順番 | 作品名 | 公開年 |
|---|---|---|
| 1 | 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 | 2016年 |
| 2 | 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 | 2018年 |
| 3 | 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 | 2022年 |
ワーナー・ブラザースも2026年7月に発表した「ハリー・ポッター & ファンタスティック・ビースト 11-Film」セットで、ファンタビシリーズをこの3作品として案内しています。
では、なぜ第3作以降の続編が動いていないのでしょうか。
次に、現在確認できる事実と、そこから推測されている背景を分けてまとめていきます。
ファンタビの続編が止まっているのはなぜ?確認できる3つの事実

『ファンタスティック・ビースト』の続編について、ワーナー・ブラザースは「○○が原因で4作目を中止した」と公式には説明していません。
そのため、興行収入やキャストを巡る出来事をそのまま「打ち切り理由」と断定はできませんが、背景を考えるうえで実際に確認できる事実はあります。
興行収入はシリーズを追うごとに低下した
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの世界興行収入は、作品を重ねるごとに低下しています。
| 作品 | 世界興行収入 |
|---|---|
| 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 | 約8.2億ドル |
| 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 | 約6.6億ドル |
| 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 | 約4.1億ドル |
1作目から2作目、3作目と興行収入が下がっていること自体は事実です。
特に第3作『ダンブルドアの秘密』は、約2億ドルの製作費に対して世界興行収入が約4億ドルにとどまり、2022年当時からシリーズの今後を不安視する報道が出ていました。
ただし、「興行収入が下がったためワーナーがファンタビを打ち切った」と公式発表された事実はありません。
興行成績の低下は続編停止の背景として指摘されている材料のひとつであり、確定した打ち切り理由ではない点に注意してください。
第4作の企画は長期間動いていない
第4作については、2022年の時点ですでに具体的な製作が進んでいませんでした。
米Varietyは『ダンブルドアの秘密』公開後の2022年11月、第4作・第5作の脚本はまだ存在せず、ワーナー・ブラザース側は第3作への反応を見て今後を判断する状況だったと報じています。
これはあくまで2022年当時の状況なので、「2026年現在も脚本がない」と言い換えることはできません。
ただ、その後も4作目の製作決定は発表されていないため、少なくとも第3作公開後から現在まで、表向きに続編企画が進展したことを示す発表は出ていません。
「ファンタビ4は打ち切られたのでは」と言われる大きな背景には、この長期間の停滞があります。
監督・キャストも「一時停止」「保留」と説明している
シリーズに関わった監督や出演者からも、現在すぐに続編が動く状況ではないことを示す発言が出ています。
全3作を監督したデヴィッド・イェーツは2023年、ファンタビについて「すべて保留されている(It’s all just parked)」と説明しました。
さらに、ダンブルドア役のジュード・ロウは2024年に、シリーズについて「確実に保留中(certainly on hold)」と発言。
今後についても「何か予定されているとは聞いていない」と話しました。
ニュート役のエディ・レッドメインも2024年、ニュートを映画で再び演じる可能性について、自分の知る限りではこれで終わりだという趣旨の発言をしています。
ただし同時に、最終的に判断するのはワーナー・ブラザースやJ.K.ローリングであることも明確にしています。
つまり、監督・出演者の発言からはシリーズが実際に停止・保留状態にあることは確認できますが、彼らの発言自体がワーナーによる正式な「打ち切り決定」を意味するわけではありません。
ここまでで確認できるのは、
- シリーズの興行収入が低下した
- 第3作以降、4作目の企画が長期間表に出ていない
- 監督・出演者もシリーズを「一時停止」「保留」と説明している
という3点です。
では、ジョニー・デップの降板やJ.K.ローリング、エズラ・ミラーを巡る出来事は、実際にファンタビの打ち切り理由だったのでしょうか。
次に、事実として確認できる出来事と、続編停止との因果関係を分けて整理します。
「ファンタビ打ち切り理由」とされる出来事はどこまで関係している?

『ファンタスティック・ビースト』が3作で止まっている理由として、興行収入の低下だけでなく、
- ジョニー・デップの降板
- J.K.ローリング、エズラ・ミラーを巡る出来事
- ハリー・ポッターのTVシリーズ始動
なども挙げられています。
ただし、出来事が実際に起きたことと、それが続編停止の原因になったかは別問題です。
| 出来事 | 事実として確認できるか | 続編停止との因果関係 |
|---|---|---|
| 興行収入の低下 | 確認できる | ワーナーによる公式説明なし |
| ジョニー・デップの降板 | 確認できる | ワーナーによる公式説明なし |
| J.K.ローリングを巡る論争 | 確認できる | ワーナーによる公式説明なし |
| エズラ・ミラーを巡る問題 | 確認できる | ワーナーによる公式説明なし |
| ハリー・ポッターTVシリーズの始動 | 確認できる | ワーナーによる公式説明なし |
ジョニー・デップ降板は事実だが「打ち切り理由」とは確認されていない
グリンデルバルド役を演じていたジョニー・デップがシリーズを離れたことは事実です。
2020年、ワーナー・ブラザースから降板を求められたデップは『ファンタスティック・ビースト』シリーズを離れ、3作目『ダンブルドアの秘密』ではマッツ・ミケルセンがグリンデルバルド役を引き継ぎました。
ただし、キャスト交代後も『ダンブルドアの秘密』は製作・公開されています。
そのため、「ジョニー・デップが降板した= そのためファンタビシリーズが終了した」とは判断できません。
役交代がシリーズにとって大きな出来事だったことは事実ですが、ワーナー・ブラザースはデップの降板を4作目以降が止まった理由として公式には説明していません。
J.K.ローリングやエズラ・ミラーを巡る問題との因果関係も確認されていない
シリーズの脚本を手がけるJ.K.ローリングの発言を巡る論争や、クリーデンス役のエズラ・ミラーを巡る法的トラブルも、『ファンタビ』の先行きを語る報道でたびたび取り上げられてきました。
実際、2022年のVarietyも、興行成績やキャストを巡る問題などとあわせて、これらをシリーズが抱えていた複数の課題として報じています。
しかし、ここでも重要なのは、ワーナー・ブラザースが「これらを理由に第4作を中止した」と発表した事実はないことです。
そのため、J.K.ローリングやエズラ・ミラーを巡る問題が「打ち切り理由」と言い切ることはできません。
ハリー・ポッターTV版への注力説も公式発表ではない
一方、ハリー・ポッターの新しいTVシリーズは、すでに正式に製作が進んでいます。
Warner Bros. Discoveryは2026年3月、HBOオリジナルシリーズ『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』を2026年クリスマスに開始すると正式発表しました。
第1シーズンは8話構成で、J.K.ローリングの原作小説を改めて映像化するシリーズです。
ジュード・ロウは2024年、ファンタビが保留中であることを説明した際、ワーナー側はハリー・ポッターのTVシリーズへ力を注ぐのではないかという見方も示しています。
ただし、これはジュード・ロウ本人の推測であり、ワーナー・ブラザースの公式説明ではありません。
現時点で言えるのは、複数の出来事が重なるなかでファンタビの続編が長期間動いていないということまでです。
どれか一つ、あるいは複数の出来事が4作目停止の直接的な原因だったと断定できる公式情報はありません。
公開済みのファンタビ3作品を見返すなら配信状況をチェック
『ファンタスティック・ビースト』は、現在3作品まで公開されています。
公開済みの3作品を1作目から見返したい場合は、各作品を現在どの動画配信サービスで見られるのか、見放題・レンタルの違いも含めて以下の記事でまとめています。
ファンタスティック・ビースト4・続編についてよくある質問

ファンタスティック・ビーストは打ち切りになった?
2026年10月時点で、ワーナー・ブラザースからシリーズの打ち切りは正式発表されていません。
ただし、第4作の製作も発表されておらず、デヴィッド・イェーツ監督や出演者はシリーズについて「一時停止」「保留」の状態だと説明しています。
そのため、現状は「正式に打ち切られた」ではなく、続編が長期間停止・保留されている状態とするのが正確です。
ファンタスティック・ビースト4はいつ公開される?
公開日は発表されていません。
4作目の製作自体が正式発表されていないため、撮影開始時期や公開時期も未定です。
現時点で「○年公開予定」と判断できる公式情報はありません。
ファンタスティック・ビーストは何部作の予定だった?
J.K.ローリングは2016年に5作品で描く構想を明らかにしています。
現在公開されているのは3作品です。ただし、5作品すべての製作が正式決定していたという意味ではありません。
まとめ|ファンタビ4は未発表だが「正式打ち切り」とも確認できない
『ファンタスティック・ビースト』は、もともと5作品で描く構想が発表されていましたが、2026年10月時点で公開されているのは3作品です。
第4作の製作や公開日は正式発表されていません。 一方で、ワーナー・ブラザースがシリーズの打ち切りを正式発表した事実もありません。
監督・出演者の発言から、シリーズが長期間保留状態にあることは確認できますが、続編が止まった理由についてワーナーから公式説明はありません。
そのため、現状は「4作目は未発表で、シリーズは保留状態にある」程度の受け止め方が正確です。
公開済みの3作品を見返したい方は、現在の配信状況を別記事でまとめています。
