本記事では、韓国ドラマ「ムービング」が気になっている方に向けてあらすじ・見どころを解説します。
このドラマ、前半と後半ではまったく違う印象を与えてくる物語になっていて、満足感が強いぶん、見終わった後のロスもすごかったです。

20話あるのに一気見しちゃった……
未視聴の方向けに、ネタバレは控えめにしています。
韓国ドラマ「ムービング」はどんな話?
韓国ドラマ「ムービング」をひとことで言うと「超能力もの」ですが、実際はアクションや家族愛、恋愛、学園など複数の要素がかけ合わさった作品です。



「超能力を持った子どもたちの学園青春もの」くらいの感覚で視聴をはじめたら、いい意味で裏切られました。
- 主人公のボムソクが、初恋をきっかけに自分の超能力に向き合う成長譚
- 互いに守り合おうとする親子愛
- 親世代の過去と子ども世代の現在が交錯するサスペンスドラマ
- 国家絡みの陰謀と、スリリングな超能力バトル
前半は学園・サスペンス中心なのですが、後半は戦争・群像劇って感じに変わっていくのが特徴的。
「超能力もの」で一括りするには惜しいくらいヒューマンドラマの要素が強く、特に8話以降の親世代の過去編がまるで映画を見ているような重厚さを味わわせてくれます。



思わずグッとくる台詞とか、シーンがすごく多いのよ……
韓国ドラマ「ムービング」の作品情報
| ジャンル | アクション、ロマンス、ヒューマンドラマ |
|---|---|
| 配信開始 | 2023年(シーズン1) |
| 話数 | 全20話(シーズン1) |
| 監督 | パク・インジェ |
| 原作・脚本 | カン・フル(Kang Full) |
全話あらすじ
韓ドラ「ムービング」の全話あらすじ。
控えめにはしていますが、一部ネタバレがあります。ご注意ください。
1話「高校3年生」
一見普通の高校生・ボンソクは誰にも言えない秘密を抱えていた。ある日、バス停でお金が足りずに困っていた女子高生を助けたボンソクは、彼女が今日から同じクラスに転入してきたチャン・ヒスだと知る。
2話「プヤン 扶養 浮場」
ボンソクの母・ミヒョンはSNSからある不審死の投稿が削除されたことに不安を抱く。
3話「ワン・プラス・ワン」
共通点が次々と見つかり、自然と距離を縮めるボンソクとヒス。そのたびにボンソクは超能力のことがバレそうになってしまう。
4話「秘密」
ついに、ヒスに秘密がバレてしまったボンソク。一方、フランクは次のターゲットを探していた。
5話「リコール」
秘密を守ってと懇願するボンソクに、ヒスは自分の秘密も打ち明ける。一方、SNSで話題になっている不審死の現場に訪れたジュウォンは不可解な点に気づく。
6話「イナズママン」
ボンソクが通学に使うバスの運転手・ゲドはかつて同じ高校を卒業したあと、イナズママンとして働いていた。しかし、電気事故が相次いだせいでクビになり、就職活動につまづいてしまう。
7話「異邦人」
ボンソクは、過干渉なミヒョンに反発しはじめる。フランクは、ターゲットを消しながら自分の過去を思い出していた。
8話「ブラック」
1994年。ミン次長にブラック工作員のドゥシクを監視するよう指示されたミヒョンは、自然を装って近づこうとする。
9話「ヒューマニスト」
お互いの秘密を共有し、距離を縮めていくドゥシクとミヒョン。ドゥシクは、作戦が順調だとミン次長に思わせておこうと提案する。
10話「怪物」
1990年。信じてた相手からの裏切りに会い、組織から追われたジュウォンは、逃亡中にジヒと出会う。
11話「ロマンチスト」
ジュウォンの年不相応な純真さを目の当たりにして、次第に心を開きはじめるジヒ。しかし、あるときジュウォンが家に帰るとジヒの悲鳴が聞こえてきて……。
12話「パートナー」
1994年、夏。ミヒョンの前に再び現れたドゥシクは、ふたりでミン次長から逃れる計画を話す。
13話「チャン・ジュウォン」
ブラックチーム解散後、事務職員として働いていたジュウォン。ミン次長は、チーム復活のための重大プロジェクトを持ちかける。
14話「バカ」
2003年。逮捕された妻を助けようと、怪力のジェマンが暴れ回る。駆り出されたジュウォンは、ジェマン制圧に一役買うが……。
15話「N.T.D.P.」
ついに決定的な証拠動画が出回り、我が子もターゲットになると確信したミヒョンたちは戦いに向けて動き出す。
16話「境界の人間」
ボンソクとヒスに敵の手が迫る。異変に気づいたゲドは、バスの運転中という制限のなか、なんとかして2人を逃がそうとする。
17話「覚醒」
ボンソクが席を外している間、ヒスがジュナから攻撃を受ける。危険に気づいたボンソクはヒスを守るため、ついに覚醒する。
18話「南と北」
生死不明の状態になっているドゥシクについて尋ねたミヒョン。ドクユンは、北朝鮮で何があったのか一部始終を話して聞かせる。
19話「決戦」
戦況が逆転したかと思えた瞬間、新たなる敵の合流で戦いは再びどちらが勝つかわからない状態に。
20話「卒業式」
子を守ろうとする親。親を守ろうとする子ども。世代を超えて繰り返される争いに、終止符が打たれる日はくるのか……。
キャスト
チャン・ジュウォン/リュ・スンリョン
痛みは感じるものの、すぐに回復する再生能力の持ち主。化け物級の能力ゆえに「モンスター」と呼ばれて恐れられる。
娘のヒスを、男手ひとつで守り抜くことを誓う。
イ・ミヒョン/ハン・ヒョジュ
ボンソクの母親。
トンカツ屋を営みながら、女手ひとつでボンソクを育てている。
危機察知能力が高く、SNSチェックでいちはやく町の異変に気づく。
キム・ドゥシク/チョ・インソン
ボンソクの父親で、飛行能力を持つ。
ボンソクが物心つく前に行方不明となり、生死不明の状態。
フランク/リュ・スンボム
誰かからの指示を受け、能力者たちを次々に殺害する謎の配達員。再生能力をもっている。
ミン・ヨンジュン/ムン・ソングン
安全企画部の次長。
目標のためなら手段も方法も選ばない非道な性格で、他人を道具として利用する。
秘密裏に、あるプロジェクトを進行中。
キム・ボンソク/イ・ジョンハ
平凡な学校生活を送る高校生。空中浮遊の能力と、すぐれた五感の持ち主。
能力を隠して生きてきたため力のコントロールが苦手。ヒスと出会い、自身の能力と向き合いはじめる。



ちなみに、ボンソク役のイ・ジョンハは「ムービング」撮影のために30キロ近く増量したそうです…!
チャン・ヒス/コ・ユンジョン
大学受験の数ヶ月前に、ボンソクの学校に転校してきた女子高生。
転校の原因になった、ある出来事のことを今でも後悔している。
イ・ガンフン/キム・ドフン
ヒスとボンソクのクラスメイトで、真面目な学級委員長。
転校初日からヒスに興味を示す。
原作は人気Web漫画!


韓国ドラマ「ムービング」の原作は、人気Web漫画です。
原作者のカン・フルさんは、本ドラマでも脚本を担当しています。
韓国ドラマ「ムービング」シーズン2が作成決定!
韓国ドラマ「ムービング」は、2024年11月に続編の制作が正式発表されました!
脚本を引き続き担当するのは、「ムービング」原作者であるカン・フルさんご本人。
シーズン1で原作の内容は描き終わっているため、シーズン2は完全オリジナルとなるようです。



といっても、原作者が脚本をつくるから正式な新作のようなものだけど
シーズン2の配信日はいつ?
2026年4月時点で、「ムービング」シーズン2の配信開始日は決まっていません。
配信日が決まり次第、こちらに追記します。
韓国ドラマ「ムービング」の見どころ
伏線回収の質がすごい!
本作の見どころは、何といっても伏線回収の質がすばらしいことです。
主人公のボンソクが「たくさん食べること」さえも伏線になっていることから始まり、物語中の何気ない発言や描写が、のちのち「そこが繋がるの!?」と何度驚愕したことか。
「ムービング」には、初視聴では気付けないような細やかな仕掛けがたくさんあって、2度目、3度目と繰り返し見ることで新たな発見ができます。



ここまで伏線を伏線と思わせず、不意打ちしてくるドラマは滅多に出会えない……!
ただのヒーローものじゃない
超能力ものと聞くと、パワーを使って事件を解決に導いたり、町の英雄になるような内容をイメージするかと思います。
「ムービング」がその一般的な超能力ものの枠から外れているのは、能力があるゆえの悲しみ、苦しみ、罪悪感、孤独といった哀愁や、ヒューマンドラマの側面に焦点を当てているところです。
中でも個人的に印象深いのが、ヒスの父・ジュウォン。
ジュウォンは再生能力を持っている、いわば最強の超能力者なのですが、ドラマの後半で描かれる彼の人生にはたくさんの困難や深い苦しみの記憶があります。
視聴していて、再生能力のあるはずのジュウォンの腕に銃創があることに気づき、長いこと「なぜ?」と疑問だったのですが、理由を知ったときは涙腺崩壊しそうでした……。



見た目がいかついし、なんとなく怖い感じの人かと思いきや、実は方向音痴で泣き虫だったりと知れば知るほど好きになっちゃうキャラ
ヒスのお母さんとの出会いや、どんな恋をしてきたのか、そして何を失い、何を大切に思うのか。
ヒーローではなく、超能力を持った「ただの人間」として描かれるキャラクターたちに注目です。
子を守ろうとする親の愛
「ムービング」前半で、ボンソクとヒスが甘酸っぱい青春をする背後で、能力者を次々と暗殺していく謎の男の存在も描かれます。
男も能力者であることは早々に明かされますが、誰の指示なのか・何が目的なのかは一切不明。
その魔の手はじわじわとボンソクやヒスたちにも迫り、危険を察知したミヒョンやジュウォンは子どもの日常を守るべく戦いに備えます。
守りたい気持ちが強すぎて衝突したり、すれ違ったりといった親子関係の愛おしさの中にある複雑さも丁寧に描かれていて、視聴したあとは大切な人に会いたくなるドラマです。
ミヒョンとドゥシクの切ない恋愛
8話目以降くらいから、「ムービング」の物語は親世代の過去に関する深堀りターンに突入。
ボンソクの父・ドゥシクは第1話の時点ですでに消息不明になっているのですが、
- 何が起きたのか
- ミヒョンとの出会い
- ボンソクが力を隠すことになった理由
といった、現在に繋がる背景がゆっくりと明かされていきます。



このストーリーが「本当にドラマ?」と聞きたくなるほど重厚感あって、映画を見ている気分になるのよ
最初はドゥシクを監視する役目だったミヒョンが、どうやって恋に落ちていったのか。
なぜ、離れ離れにならざるを得なかったのか。
現代パートよりも、むしろ過去編のこっちが本筋ともいえるような物語です。
スリルある超能力バトルにも注目
前半の青春ものから一転、後半は敵の超能力者とお互いの生死をかけた戦争へと発展していきます。
超能力者VS超能力者の構図なのもあってとにかく迫力満点で、ただの殴り合いでの勝敗じゃない、一歩先の戦闘が見どころです。
激しい戦闘シーンはもちろん見応え抜群ですが、肉弾戦向きではない能力者も先回りで相手を制していく知略や、言葉なしのチームワークは鳥肌もの。
そして、この戦争を「正義が勝つ」構図で終わらせないのも「ムービング」の魅力のひとつです。
敵側にも戦う理由があることが描かれるからこそ、最終局面では「これは誰のための戦争なのか」「正義って何なのか」そんな問いかけが胸に響きます。
韓国ドラマ「ムービング」はどこで見れる?
韓ドラ「ムービング」はディズニープラスにて独占配信が行われています。
NetflixやPrime Videoなどその他のVODでは配信がないため、視聴したい方はディズニープラスに登録しましょう。
無料トライアルはありませんが、月額1,250円〜利用でき、配信作品はすべて見放題で視聴できます。



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韓国ドラマ「ムービング」に関するよくある質問
グロいですか?
序盤はとくに、ちょいちょいグロめのシーンも登場します。
注意したいのは暗殺者がターゲットを殺すときの描写や、再生能力とは?を描くときのシーンですね。
再生能力については、普通なら死ぬレベルでも治っちゃうっていうのを描く必要があるので、どうしても痛そうな怪我の描写が必要だったのかなと思います。
でも、グロを目的とした作品ではないので、必要以上に強調されていると感じることはなかったです。
日本語吹き替え版はある?
韓国ドラマ「ムービング」は、日本語吹き替えつきで配信されています。



視聴はディズニープラスで可能です
リンク先では、ディズニープラスで配信中の日本語吹き替え作品おすすめ10選を紹介しています。
まとめ
韓国ドラマ「ムービング」は、超能力を持つ者たちの、ヒューマンドラマの側面を強く描いた作品です。
シーズン2の制作も決定しているので、これからも注目されること間違いなしの韓国ドラマとなっています。
現在、シーズン1の全20話がディズニープラスにて視聴可能です。
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